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おひさしぶりーのTPPGログ
【前回までのあらすじ】ここんちの村長、スーパー村長じゃん!
※注意書き※
・ROの話題ではありません。
・私が遊んでいるTRPG(ソード・ワールド2.5)のログに、少しだけ脚色してあります。
・セリフ部分は、基本的に各自のロールプレイです。テン上げでなり切ってます。


幼き勇者の幻想曲 後編
原題:ルールブックⅠサンプルシナリオ「蛮族を駆逐せよ」

~デール村での休息~

GM:蛮族のアジトで拾った紙には、アルの事と思わしき内容が書かれていた。新たな事実を知り、君たちは宿代わりの家で休憩を行いながらアイテムを整えていた。

【村での購入について】
報酬から前借で行うことは可能としておきます。1人につき400G支給。

「うーん……ここって<能力増強の指輪>なんて、売ってないよね?」
※特定のステータスを増強してくれる装備品。
「さすがに村だからね……。
セルピコ、さっき聞いたんだけど村に魔晶石1個だけ売ってるって」
※魔晶石…魔法や戦闘特技の使用時に砕くと、点数に応じてMPを肩代わりする石(例:3点魔晶石→MP3点を肩代わり)
ro3472.jpg「ほう。先ほど報酬がもらえたことだし、購入しておこう」
これでMP無いなったおじさん回避!>

GM:そんな中、コンコン、と、ノックの音がする。
「誰だろう?」
「どちらさまで?」

「あの、冒険者様、…その、おはなし、いいですか?」という声が扉の外から聞こえてくる。幼い女の子の声だ。
ro3476.jpg「幼い子らしい。私は強面なのを自覚しているからな、対応を頼む。」
「ふむ、村ですし罠ということもないでしょう。大丈夫かと」
「わかった、じゃあ僕が出るね」(ガチャ)

GM:おずおずと入ってきた子供は、村長の家で見かけた。確か村長の孫娘だったか。
「あ、あの……ティナといいます…アルのことで、お話があります」
女の子の目線に合うようにかがんでニコニコした表情をします。
「何かな、お兄ちゃんにおしえてくれる?」
新事実 おにいちゃんだったの!(ゼロマックス)>
男の娘じゃないよ、可愛い恰好が好きなだけです!(マリラック)>
おいアル、幼馴染とかゆるすまじ(セルピコ)>
「あの……実は、一週間くらい前に、森で薬草摘みをしていたんですけど……。空にオーロラが走って、森の奥を照らしたのを見たんです」

「そうしたら、アルが 『城跡の近くだ』 って走って行って……」

GM:――と、話を聞いたところで見識判定です。目標値8、セージorアルケミスト+知力
セージ知識(セージ+知力) (2D6+4) > 8[5,3]+4 > 12
2d6 (2D6) > 7[1,6] > 7
ro3476.jpgセージ知識 (2D6+5) > 7[3,4]+5 > 12
アルケミスト知識 (2D6+3) > 5[3,2]+3 > 8

GM:メノ以外全員わかります。“奈落の魔域”(シャロウアビス)のことです。


【奈落の魔域(シャロウアビス)】
アルフレイム大陸では奈落の影響で光さえ吸い込んでいるような、黒い球体のような異界に繋がる穴が時折出現する。
これを“奈落の魔域(シャロウアビス)”と呼び、地上はおろか空中、あるいは地中にも発生する。そしてこの「穴」は放置していれば周囲に魔神等を呼び出し大変危険なものである。
奈落の魔域は“奈落の核(アビスコア)”と呼ばれるものによって生み出されていて、そのため冒険者には発見された奈落の魔域にある核の破壊の依頼も舞い込んでくる。

「それで、アルが戻ってきたら『”奈落の魔域”(シャロウアビス))があった、しかも蛮族がいた』って……でも、大人たちはだれも信用してなくて」
「ハルーラの啓示か。そうすると今朝の蛮族どもは、魔域からの来訪者ということになるのか?」
※ハルーラの啓示…導きの星神ハルーラの力により、シャロウアビスが現れる時には空にオーロラが走り、その所在を示すと言われる。
「何だか思ってたより大事になってきたねぇ…」
「なるほど、教えてくれてありがとう、ティナちゃん」

マリラックが3人に振り返ります。

「僕は、さっき村長さんに読んでもらったメモにあった『拠点の占領あと少し』っていうのが、そのシャロウアビスのことかなって。外から来た蛮族がそこを乗っ取ろうとしているんじゃないかなって思うよ」
「なるほどー」
「すぐにでも行って止めましょう。イーヴの神官として、奈落の魔域は許せません」
今は一泊した後だから朝ですか?(ゼロマックス)>
そうですね、朝です。(GM)>
「それで、アルが……アルが……」


『――行ってくる。勝てなくても、僕が行方不明になれば、村は冒険者を雇うはずだから。そうすれば蛮族たちに村を滅ぼされはしないから―――』

「って言って、一人でいっちゃったんです……!」
ro3476.jpg「勇敢ではあるが、無謀だな」
ro3505.jpg「自分を犠牲にしても村を救おうという気概でしょうが…よろしくありませんね」
「まったく…無茶な男の子だねぇ」
「でも、僕が想像していたより賢い子だという印象だよ」
ro3476.jpg「ふむ、事実かどうかはまだ分からないが、アビスがあの廃城跡の近くにあるとして……それを見つけ出す方策はだれかあるか?」

GM:あ、前編の遺跡倉庫とは場所は別です。
「ティナちゃん、オーロラが光った方角はわかるかな?」
「うん、だけど方角しか…城跡があるのはアルから聞いたことがあったけど、私は詳しくしらなくて」
「その城跡は実際にあるのなら、村の人が知ってるかもしれないねぇ」


レンジャーやスカウトで、そもそもアビスは見つけられますか?

GM:黒いドームを思い浮かべてもらえれば。
城跡にあった、とアルはいっていたので、城跡までいけば目視で確認できると思われます。
さっき小屋があったのが城跡じゃなかった?(セルピコ)>
うん、あれは違う。(GM)>
また別の場所なんだよね?(ゼロマックス)>
さっきのは魔動機文明時代の倉庫だって言ってたから(マリラック)>
「城跡の場所を知っている村人さんがいないか、手分けして聞き込みをしてみる?」
「そうだな、では城跡の情報をあつめよう」
「僕はまず村長さんのところに行くよ。村長さん自身が知らなくても、知っていそうな人を教えてもらえるかもしれないしねぇ」
「ええ、それでは私は早速外の羊飼いに!」
ダッシュで出ていくメノであった。
メノちゃん脳筋(マリラック)>
メノは情報を調べられませんでした(先出し) (GM)>
ダッシュダッシュw(ゼロマックス)>
ダッシュ(移動力9m) (GM)>
「ならば、こちらは狩人殿だな。地形には詳しいだろう」
村から周囲を見てアビスを探すことできますか?
GM:近くにあればできますが
例えば2km先にあって目視できたら魔域のサイズは…
やばいほどでかいってことだよねw(マリラック)>
その通り(GM)>
………ティナちゃんに、オーロラの方角を教えてもらいに行きます!(村の中から)
単独行動は!死ぬぞ!!!(ゼロマ)>
GM:方向だけだと、一応君たちが見た魔動機文明時代の倉庫の方角のようです。
では。君たちは調査を進める。
 ・
 ・
 ・
調査の中、やはり情報源になったのは、狩人のゼナンだった。
さすが俺達のゼナン(ゼロマ)>
俺たちのゼナンの存在を忘れていたなんて言えない(マリラック)>

「……城跡? 確かに知ってはいますが……。アルとともに、城跡の場所を確認し、そこで狩りをしていましたので。最近は蛮族を見かけることもあり、近寄らないようにしていましたが」
「城跡への案内を願えないだろうか?」
「はい。倉庫の廃墟から、さらに北の森の中になります。しかしあそこにはもはや基礎部分しか残っていなかったかと」
「倉庫の蛮族どもは排除したが、調べたところアルが向かったのがその城跡ではないかという結果でな」
「なんと……なぜアルがそんなところに……あそこには近づくなと話していたのですが……」と言いながら、地図を用意してくれます。
保存食の残りを確認したいので、
徒歩でどれくらいの距離かきいてほしいです!!!(マリラック)>

「事実かはまだわからぬ、しかし魔域の可能性もある。実際に案内いただくのは危険であろう、地図上で説明を頼みたい。徒歩でどの程度の距離・かかる時間を大体でよいから教えてもらえないか」
「地図さえあれば、半日もあれば徒歩で十分たどり着けるかと」
「なるほど、では城跡から見て見つかりにくい場所・こちらからは様子が確認しやすい位置を知りたい」
「それでは…」と、近くの岩場を教えてもらえます。
ゼノンは何でも知ってる物知りなフレンズなんだ!(ゼロマ)>
なんでも知ってんなwww(セルピコ)
GM:ただし、城跡は壁も柱も破壊された瓦礫のような場所です。
そこに自陣を敷くことは可能ですか?見つかる危険性は?
キャンプできるかってことか(ゼロマ)>
半日かかるってことは、今から出たら付くのは夜だろ(セルピコ)>
まぁ夕方~夜かな(GM)>

GM:キャンプをする等は可能なようです。
敵に見つかるかどうかは、光源の有無によるかな…
えええご飯は携帯食料ガジガジなんですかぁぁ(ゼロマ)>
つまり光を付けなければ見つかりにくい。つけるなよ!ぜったいつけるなよ!(セルピコ)>
パァァァ💡(ゼロマ)>
「了解した。ゼノン殿、情報感謝する」
宿に戻りPTメンバーと情報を共有しました。

 ・
 ・
 ・
「じゃあー、完全に暗くなる前に、その岩場につきたい所だね」
「ええ、急ぎましょう」
明かりの無い中野宿するの危ないけどね!(マリラック)>
デスヨネ!!(ゼロマックス)>
火を焚かないと獣が襲ってくるかもしれないから…(マリラック)>
森の獣の可能性は当然ありますね(メノ)>
GM:明かりをつけない野営は非推奨です。森の獣に襲われる可能性が出てくるしね。
城跡につく前あたりに、キャンプするのに最適な場所はありますか?

GM:いくつかはありそうです。
虎、モンスターLv7だぜ……(GM)>
※このとき確かプレイヤーLv2か3ぐらい。

トラ ツヨイ(ゼロマックス)>
むりむりかたつむり(マリラック)>
倉庫から城跡の距離は?

GM:3~4時間ってところ
ならばその倉庫で野営して早朝にでるか(セルピコ)>
それがいいね(ゼロマックス)>

倉庫に巡回がくるなら、ちょっとやめたほうがいいかなー(セルピコ)>
いくつかはあるって言ってるから倉庫じゃなくても良さそうな場所で一泊してもいいかもね(マリラック)>
巡回を捕まえて吐かせればいいのでは(脳筋) (メノ)>

場所を確認したら少し離れたところに戻って野営するのがいいかな(マリラック)>
そうしよう(セルピコ)>
ではまず確認するために岩場まで向かう。
 ・
 ・
 ・
GM:では、倉庫を抜け、岩場までやってきた君たち。
日は沈もうとしているなか、岩場から城跡が見える。
かろうじて石畳が見えるだけで、壁も柱も破壊され、瓦礫となって朽ち果てている。
そんな城跡に中心に、まるで空間に開いた穴のように、黒い半球状のドームのようなものが存在していた。どうやら、あれが”奈落の魔域”の入り口らしい。周囲には人影らしきものはない。
「ほんとにあったねぇ~」
「これは、事によっては大惨事になっていたな。早い発見だったのを幸運ととるか、この場に行き合ったのを不幸と呼ぶか……」
「あそこに蛮族たちが入っていってるのでしょうか?」
半球体の直径はおいくらメートルほどですか?

GM:3mほどです。幸いまだ小さいですね。
黒い球体を観察したら何か分かったりしますか?

GM:《奈落の魔域》そのものは、見た目に何かある訳ではないので分かりませんね。
「事実は確認できた。ならば、今日は完全に暗くなる前に離れた場所に野営地を決めよう」
「そうだねぇ…。でも、もしあの中に蛮族と一緒にアルがいるんだとしたら、あまり時間はかけていられないけど…」
「でも夜の戦闘は避けたいね」
ちなみにダンジョンの中は多分真っ暗なので
お昼間に入って行っても光源が必要です!(人間のぼくだけ) (マリラック)>
ダンジョン真っ暗なんかー(ゼロマックス)>

別にまっくらではないぞ!(GM)>
!?!?(ゼロマックス)>
ダンジョン内の光源は?

GM:外見の直径以上になっていたり、森や湖、城塞や都市になっているのも珍しくない。
なので、正確には「光源があるかがそもそもわからない」
外から内部の確認はできますか?

GM:できません。これは”奈落の魔域”の性質です。入るまでわかりません。
蛮族の習性として、夜のほうが強力になるとあるが……
アビス内部でも適用されますか?

GM:アビス内部『が』夜だったらそうですね。
wwww(ゼロマックス)>
嫌な言い方するなwww(セルピコ)>
じゃあ、キャンプして朝出発しても、アビス内部に入ったら夜ってこともある?

GM:ありえます。これはアビスに寄るのでわかりません。
例えば常時昼間になっていたり、ダンジョン内で昼夜関係がないかもしれない。
逆に常に夜で光源が必要な可能性もある。
それならば今踏み込むのもありかもしれない(マリラック)>
なるほど~(ゼロマックス)>
それでもええけどな(セルピコ)>

アルが助かる可能性上げるために、なるはやで行くのもいいと思う(マリラック)>
一度アビスに入って、すぐに出ることは出来ますか?

GM:基本的には、入った場合《奈落の核》(アビスコア)と呼ばれるものを破壊しないと脱出口は開きません。
「まずさ、周りに蛮族の気配がないなら、アビスの目の前まで行って足跡調べてみない?」
「それだー」
みーみがんばれ^-^(セルピコ)>
GM:ちなみに放置してるとだんだん大きくなるぞ★
アビスでっかくなるww(ゼロマックス)>
だからでかくなるまえに止めるのは冒険者の義務なのだ(GM)>
アビスの周囲に蛮族の気配がないか調べたいです。
声も聞こえない?

GM:見渡す限りは蛮族の姿はないですね。声も聞こえません。
「やっぱ足跡調べてから、もし子供の靴跡あったら即行かない?」
「そうだねぇ…敵も居ないみたいだし、アビスの周囲を調べてみるよ」
「僕も一緒に行くよ。メノさんとセルピコさんはここで待ってて」
ro3476.jpg「ドワーフと二人で置いて行かれるのはいささか不満だが、待とう」
「失礼な。私ほど丁寧なドワーフもいないというのに。あ、ワイン飲みます?」
(セルピコさん自分がドワーフみたいなのに!)と、心の中だけでつぶやきます。
(ドワーフ×2体がまたやってる…!)と心のなかで突っ込む。


ミーミと一緒にドームの目の前まで行き、外周に足跡等の手掛かりがないか調べたいです。

GM:足跡追跡判定 スカウトorレンジャー+知力ボーナス
レンジャー観察 (2D6+3) > 9[5,4]+3 > 12
スカウト観察(スカウト+知力) (2D6+5) > 8[4,4]+5 > 13

GM:二人とも成功。
無数の蛮族らしき足跡。それに交じり、子供の靴の足跡が”奈落の魔域”に入る方向についています。そして、出てきていないことがわかります
メノとセルピコの方を振り返って、無言で手招きをします。
ムゴン コゴエ ダイジ!(ゼロマックス)>
「何かありましたか?」
小声で言いつつ武器を手にしつつ近寄り
ro3476.jpgメノの後ろをついていく。
「子供の靴跡があったよ、多分アルだよねぇ。入っているけど出てきていない」
「内部に入らないと基本アビスは内部がわからないそうだ。このまま突入するか、戻って朝に突入するかでも変わらない、進むか戻るか決をとろう。アルの足跡だとしたら時間は無いのかもしれん」
「おそらく中には蛮族がうようよ、そしてその中に子どもが一人。ぼくは、ここはもう即乗り込みたいと思うよぉ」
「行こう。でも慎重にね」
「私は行きたいです。そもそも”奈落の魔域”を放置するのは、イーヴ様の教義に反します」
「では進む、で問題はないな?」

セルピコの問いに3人が頷く。

GM:では。
黒い球体に足を踏み入れた瞬間、平衡感覚が揺らぎ、視界が歪む。
しばらくすると、両足は大地を踏みしめ、目の前には草原が広がっていた。

そ、草原(マリラック)>
大草原や!(ゼロマックス)>

GM:小ぶりな城が丘の上にあり、その右手には木の柵で守られた小さな陣地があった。
”奈落の魔域”には、迷い込んできたものの願望を読み取り、それを実現するように風景を構成したり現象を起こすというが、これはアルの想いなのか、蛮族の想いなのか。
いずれにせよ、君たちが降り立った草原の先、右手側の陣地では叫び声や金属の打ち合う音が聞こえてくる。

――これが、どうやらこの”奈落の魔域”の風景のようだった。


⇒ to be continued!!
次回予告「負けられない戦い」

来週もまた見てくれよな!



Special thanks!
マリラック:少年少女大好き?2(Picrewより)
狩人:@zumizumi1254
ティナ:https://picrew.me/image_maker/79302にて作成
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