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前書き:TRPGログを使って創作して良いってOKもらったので、紹介をかねて創作した。
※注意書き※
・ROの話題ではありません。
・私が遊んでいるTRPG(ソード・ワールド2.5)のログを使った創作です。
・本来のログに、少しだけ脚色してあります。
・セリフ部分は、基本的に各自のロールプレイです。
それではどうぞ↓


 カラン、と冒険者ギルドの扉が開き、一人のくたびれた老人が入ってきた。

 「すみません、依頼を…」

    ◇

 穀倉地帯の外れに位置する農村、デール。



 この村の近くに蛮族が集落をつくり、農地を荒らしているという。
 そんな依頼が冒険者ギルドに入ってきた。

 そう難しい仕事ではない――…
 誰もがそう考える依頼内容、だった。
―――――――――――――――…
――――――――――…
―――――…
―………



- ちょー慎重冒険者が行く!-




ある日の午後、
「こーんにーちはーッ!マスターなんかいい依頼あるーッ?」

中身:ゼロマックス

ご機嫌なリカント(獣人族)の女の子が、冒険者ギルドに勢いよく飛び込んできた。
その大きな物音に驚いたように、3人の冒険者が顔をあげる。

中身:エンジェル氏



中身:GM、NPC兼任

真新しい装備に身を包んだ彼らは、どう見ても"駆け出し"といった様子だ。
「ああ、ちょうど揃ったね」
カウンターの向こうから、その様子を見ていた美しい女性が唇に弧をえがく。



ここは多くの冒険者が集う街、港湾都市ハーヴェス。
君たちはこの街にある冒険者ギルド、『麗しの水霊亭』に所属したての新米冒険者だ。
そんな君たちに、美しいルーンフォーク(人造人間)の女性――ギルドマスターのアロアが、カウンターの向こう側でグラスを磨きながら問いかける。


「君たち、最近登録したばかりだったね。
どうだい、新しい依頼が一つ入っているんだが、4人で一緒に受けてみないか?」



お互い顔見知りではあったが、組んだことはない。
4人でと聞いて、ミーミは目をまるくした。

「ほほう、どんな依頼ですかな?」
と、最初にセルピコが興味をしめした。
「どんな依頼なんですか?あ、りんごジュースくださぁい!」
「えー?じゃー私もリンゴジュースがいいです!」
 と、キョロキョロしながらカウンターの席に座った。

「うむ、それでは二人にはリンゴジュースを出すとしようか……」
準備をしながら、「ああ、それと依頼についてだが」
りんごジュースの人気wwww>

「ここから半日ほどの距離にあるデールという村からの依頼なんだが、
1週間ほど前から蛮族が姿を見せているらしい」


「蛮族ですか……穏やかではありませんね。あ、私はエール大ジョッキでお願いします」
さけをのむのだ(大体15歳で成人扱い)>

※GMの判断次第だけどお金を消費する場合もあります!>

…なんだって?(ゼロマックス)>
「昼間から酒とは、これだからドワーフは……」
「私としてはセルピコ殿がドワーフに見えて仕方ないのですが……」
と、困りつつメノが言う。
「まぁまぁ、お互いここで組むことになった仲間じゃないですかぁ(にっこり)それで、依頼どうしましょう、半日の距離ならそれほど強い蛮族がいるとは思えませんが…」


「ほらお前たち、リンゴジュース2つとエールだ。……それで、蛮族の様子を確認し、退治してほしいのだよ。ああ、姿はわかっている。ゴブリンらしい」

GM:と、ここでアロアからゴブリンの名前を聞いた君たちには、ゴブリンを知っているか判定をしてもらいます。
魔物知識判定:セージ/知識
ない場合は 2D6だけ(レベルも知力も何も足せない出目だけ)での判定です。目標値5
※2D6=6面ダイスを2個振る。

セージ知識 (2D6+4) > 10[5,5]+4 > 14
セージ知識 (2D6+4) > 3[1,2]+4 > 7
(2D6) > 5[2,3] > 5
2d (2D6) > 7[1,6] > 7

GM:全員知ってますね。
「ああ、うん、ゴブリンでしょゴブリン、うん、ゴブリン…ゴブリン…しってる…よ…?」
「あ、ああ覚えがあります。畑を荒らす蛮族でしたね」
「僕も、本で読んだことがあると思います」
「しかしなんだ、また他愛もない依頼ではないか」


「知っているなら話が早い。とはいえ、何匹いるかまではわからないからな。
お前たち4人ならちょうどいい依頼だと思う。受けてみないか?」



アロアは、その他のことについても君たちに説明する。

   ◆依頼人は村長のヘンザー・デール(人間/男/58歳)
   ◆報酬は成功報酬でひとり500ガメル。
   ◆目的は、デール村近隣に存在する蛮族の集落の壊滅。
   ◆制限日数は7日。
   ◆滞在中の食事と宿は、デール村が用意する。
   ◆前渡し報酬として、プレイヤー毎にヒーリングポーションと、保存食1週間分が支給される。
   ◆もし、より深刻な状況や想定外の事態が発生し、
    現場判断で解決できた場合、追加報酬が支払われる。

「――というわけだ。集落、というわけだからな。
駆け出しソーサラーと前衛2に神官。このくらいは必要だろう」


「僕はいいと思います。このパーティーでは最初のお仕事だし。あんまり強くなさそうだからいけるかなって」
「依頼をみたところ、条件に不満はない私も引き受けよう」
「りょーかい!ゴブリンなんてあたし達がソッコーで蹴散らしてきてあげるよ」
「わたしも同意します。では、早速出発しましょうか」
エールを一気飲み~


お互いに挨拶を終えて、さーて初めてのパーティ狩りだぜ!
と、席をたち準備を始める一行に、アロアが言った。

「勘定」
なんだって(ゼロマックス)>

「エール大は2ガメル、リンゴジュース3ガメル」

「勘定。」 ドドンッ


「ま、当然だな (おじさん頼んでないから、しーらないっ)」
「はぁい。3ガメル(ちゃりーん)」
「そそそんな!いたいけな新人たちに愛の手を!!!」
「……はい」 しょぼん…2ガメルちゃりーん。


「ミーミ… 勘 定 。
かねがとられる!かねがとられる!(ゼロマックス)>

GM:キャラクターメモの所持金を減らしておくのだ。
それと、保存食一週間分とヒーリングポーションを足しておくように。
そしてアロアの無言の笑顔に耐え兼ね、この後ミーミはめちゃくちゃ3ガメルを支払った。

 ・
 ・
 ・

「人間、リカント、ドワーフ、ドワーフという集団は目立ちそうですね……」
「なんかドワーフ増殖してない?」
「あれ…ドワーフ…?」 ちらっとセルピコを見る。
←エルフ
「ガハハ、よく間違われるがな? これでもれっきとしたエルフなんだ」
(そうだったんだ)
「セルピコさん身長以外ドワーフですから……」
あいつエルフの顔してねーわwww(ゼロマックス)>

GM:ちなみに村までの地図はもらえます。今から出れば夕方には着くかな。
他、なにかマスターに聞きたいことがあれば。

「早速出発しますか?僕は準備大丈夫ですよぉ」
「あたしも準備オッケーだよ」
「ああ、これだけは。蛮族は小集団とのことですが、何体いたかはわかりますか?」


「10体ほどと聞いている。
さすがにいきなり10体とぶつかることはないと思うが、十分に注意してくれ」


「はーいわかりました!デール村って何が美味しいのかな?楽しみだね」
「メノさんならきっと10体いても壁になってくれますよねぇ?(にっこり)いけるいける♪」
「よゆーですな、メノさんなら」
「おーおー、そいつは頼もしいな」
「10体はちょっと勘弁してもらえませんか!?」


 ・
 ・
 ・

君たちはハーヴェスを出て、デール村へと向かう。
道中は田園風景が広がり、平和そのものだった。



ハーヴェスは港もあり、商業が発展しており、その為旅人も多い。
君たちは、そんな中何事もなく昼を過ぎ、のどかな道を進んでいく。

「お腹すいた」
「~♪(鼻歌を歌っている)依頼のお金が入ったら~あったらし~リボンを買うんだ~♪」
「これだけいい天気ですし、敵影もないようですから…
とはいえ、急がないといけないので保存食は齧りながら歩きましょうね、ミーミさん」
ガジガジ…
1食www減ったやないかwwwww(ゼロマックス)>

wwwwww>

いまのところあほの子じゃない…?>
だんだんと太陽が傾いていく。
君たちが歩いていく丘の向こうが、デール村だ。

GM:s1d4 (1D4) > 4

さて、このメンバー、おそらく身長が一番高いのはセルピコだろう。
君の眼には、丘の向こうにあるであろうデール村が、他の3人より少し早く映る。

保存食は多分行く先の村でも買い足せる…?と思う>
大丈夫だ、金には余裕がある…(ゼロマックス)>
「――――ッ!?」

その村があるべき場所から。

黒煙が上がっていた――…




⇒ to be continued!!
次回予告「あれなんかデール村燃えてね?

来週もまた見てくれよな!


Special thanks!⇒ 少年少女大好き?2(Picrewより)
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